マンションの防災イベント

 
私の住んでいるマンションでは
防災にも力を入れてマネジメントしています。

東日本大震災の経験を、今後に活かすために
先日、住民の皆様にアンケートをお願いし
各ご家庭の大地震への備えを確認しました。

防災については、全員野球のようなかたちで
進めていくことが大切だと考えています。

そこで、次なるステップとして
「防災井戸端会議」を計画しました。




何かを決めるためでなく
今回の経験と不安なこと、心配なことについて

さらに、これからやって来るかもしれない
"巨大地震"への備えについて
みんなで話し合ってみたいと思います。

動物の地震予知能力と宏観異常現象


1983年5月の日本海中部地震の時に
秋田魚市場のカラスやトンビがいなくなったという
記録がありますが・・・

今回の東日本大地震の当日も
福島市内のカラスが姿を消していたそうですね。


「動物は人間よりも電磁波等の刺激を敏感に感じるため」
という説があります。


では、どんな動物が
どのような異常な行動を起こすのでしょうか?

◆カラス=大群をつくり飛んで行く

◆ゴキブリ=地震の前にたくさん飛び出してくる

◆金魚=水槽の底に沈んだまま動かない
    一斉に同じ方向に泳ぐ

◆アリ=一斉に場所を移動する

◆ネコ=家中を歩き回り、目、耳、鼻などで何かを探す
    ヒゲを前方に張り出し、体毛が逆立つ

◆イヌ=狼のような遠吠えをする

◆ネズミ・蛙=大量発生し、集団移動をして
       地震時にいなくなる

◆ナマズ=地震の5時間前に水槽内で暴れる

◆象=鎖をちぎって丘の上に逃げる

◆鯨=地震の前に多くの鯨が座礁する

◆ヘビ=冬眠中でも地上に出てくる

◆ミミズ=大量に地上に出てくる

◆ミツバチ=慌てふためくように巣を捨てる

◆馬=急に後ろ足で立ち上がり、いななく


これらの現象は、過去の大地震前の状況として
目撃・体験例があるものですが
必ずしも地震の前兆とは限りません。

これらの現象を目撃したからといっても
不安になりすぎず、あくまでも目安と捉え
冷静に判断したいものです。


JUGEMテーマ:2011 地震(東日本大震災) 

新緑の早稲田の森で




18時から国際会議場4Fで、毎月定例の
セールスフォース・マネジメント研究会が
開催されました。


この会の基本テーマは、マーケティングですが
このようなご時世なので
「大地震から身を守るノウハウと注意事項」
「地質学的な地震に関する最新情報」というテーマで

私、比護隆一と、気象研究家/弊 洋明氏との
コラボ企画で講演会が行なわれました。




初めに、私から
次のようなお話をさせていただきました。


地震に備える3つの心得


 ・家具類の転倒・落下防止をしておく

 ・非常用品を備えておく

 ・就寝時の地震発生に備えておく



私が提唱させていただいている防災標語


 『地震時に 持ち出すものは 命だけ!』

 『あっ、地震!  机の下より ドアあけろ!』

 『地震だっ 火を消せ!
    でも・・揺れがおさまってからでも 
               火は消せる!』

 『助けの来ない1週間 
        我が家に備える 水と食料!』

 『遠くの親戚より 近くの他人  
         助けあおうネ  お隣さん!』  

 『枕もと 備えて安心 靴と懐中電燈』

 『命を守る防災大掃除  
         命捨てるな モノ捨てろ!』

  『全ての防災は 事前対策にあり』

 『「想定外」とは 想定を怠っていた証拠!』




続いて、防災アンケートに記入していただく形で
皆様の防災の備えが、どのくらいできているのかを
セルフチェックしていただきました。


 1)あなたのお住まいは?
   ( )一戸建て    
   ( )マンション  居住階       階

 2)3月11日の東関東大震災で
   あなたのご家庭に被害がありましたか?
   ( )あった    ( )なかった

 3)あった方はどんな被害でしたか? 具体的に書いてください。
   (例:本棚が倒れた。コーヒーカップが3つ割れた。)




 4)今回、どうやって
   ご家族や大切な方の安否確認をしましたか?
   ( )地震時、全員一緒にいた 
   ( )携帯・パソコンのメールで 
   ( )ツイッター、フェイスブック、ブログなどで
   ( )携帯電話で ( )固定電話で ( )公衆電話で 
   ( )災害伝言板を利用して ( )その他 [          ]   

 5)今回の大地震、余震を体験して
   感じたこと、考えたことを教えてください。




 6)現在、ご家庭の防災対策についてお聞きします。
   ( )十分できている ( )まあまあできている 
   ( )これから準備したい ( )必要ないと思う

 7)次のものは、ご家族の分を含めて用意してありますか?
   ヘルメット (    個)
    飲料水   (   人 ×  日分) 
   食料品   (   人 ×  日分)   
      携帯ラジオ (    個) 懐中電燈(    個)
      軍手(    組)非常用トイレ(   人 ×  日分) 

 8)タンス、食器棚、本棚、テレビ、パソコンなどの家具が
      倒れないように、また扉が開かないようにフックを
   付けるなど準備ができていますか?
   ( )完璧にできている  ( )ほぼできている 
   ( )これから準備したい ( )必要ないと思う

 9)大地震の発生時、津波から身を守るための心の準備
   行動計画はできていますか?
   ( )しっかりできている ( )ほぼできている 
   ( )これから考えたい  ( )必要ないと思う

10)あなたは家族や大切な人がケガをしたり
   生命を失いそうな時に、あわてずに
   正しい応急手当ができますか?
      ( )止血法、心肺蘇生法、骨折やケガ、ヤケドの手当、
      運搬法など全般にわたり自信を持ってできる。
   ( )人工呼吸はできる ( )心臓マッサージはできる
   ( )AEDは使える    ( )ほとんどできない 

   また、持っている資格があれば、教えてください。
 (例:日赤救急員、上級救命技能士、医師、看護師、保健師等)
  所有資格 [                                      ] 

11)就寝時、枕元に懐中電灯、携帯ラジオ、運動靴を
   置いてありますか?
   ( )全て、置いてある 
   ( ) [                         ] は置いてある 
   ( )どれも置いてない

12)今後はどのような防災訓練を行うことが
   大切だと思いますか?(※複数回答可)
   ( )津波対策を考慮した防災訓練
   ( )救急法などの講習会
   ( )卓上コンロやバーベキュー用品などを
      使用して行なう食事づくり訓練
   ( )家の中に溢れている"物"を減らすため防災大掃除  
   ( )我が家の防災対策自慢大会 
   ( )地震や防災の専門家を招いての講演会
   ( )その他 [                       ]      





弊 洋明氏からは
近い将来に発生するだろう
大地震について、詳しいお話がありました。

聞かないで済むものなら、そうしたい内容でした。




◆海溝型地震は必ず起こる。
 地球の表面を覆っているプレートは、年間に5〜10cmの
 速さで移動し、2つのプレートが接している所では一方の
 プレートが沈み込んで行き、この歪みが限界に達すると
 跳ね上がって元の状態に戻る時に、地震や津波が起こる。   
        
◆巨大地震とこれに伴う広義の余震が引き金となって
 日本列島に存在している断層などに蓄積されている歪みが
 刺激を受けて、新たな地震を引き起こす恐れがある。

◆巨大地震が予想される場所は、これまで地震の空白時期が
 長期間続いている千葉県東方沖とか、房総の南沖などが
 要注意であろう。

◆巨大地震が起こる時期の予想が、これまでの30年以内から
 今回は、半年から数年以内と大幅に短縮された。
 
◆京都大学防災研究所ほか複数の研究機関の分析によると
 全地球測位システム(GPS)の測定データから、海のプレート
 内部で引っ張られる力が強くなっていることから、早ければ
 1ヶ月以内に東日本大震災の震源域の東側で、津波を伴う
 M8クラスの大地震が発生する危険があると伝えられている。

◆気象庁の観測(2011.4.13)によると、東日本大震災の余震以外
 地震活動が高まっている主な地域は、次の通り。

 秋田県沖、秋田県内陸北部と南部、福島県会津地方、東京湾
 神奈川県西部、栃木・群馬県境域、長野県・富山県境域
 長野県北部と中部、静岡県東部、静岡県伊豆地方
 岐阜県飛騨地方、石川・福井県境域など

◆名古屋大学地震・防災研究センターは「国土地理院の調査で
 富士山の山体が膨らんでおり、今後、地下のマグマの活動を
 注意深く見守る必要がある」と伝えている。


                    


研究会の終了後には「高田牧舎」で
盛大な懇親会が開催されました。




恩師の田中由多加/早稲田大学名誉教授も
浅草に引っ越しされてから、益々お元気になられて
私たちに対して貴重なご助言をくださいました。





JUGEMテーマ:教育 

喘息児のための水泳療法


台東保健所へ行きました。

地震のためプールに故障が起き
スタートできなかった「喘息児水泳教室」が
やっと動き出すことになり

今日は、指導者の打合せ会議が行なわれました。




1991年から始まったこの教室は
当時
それまでの「喘息を治すための水泳研究」とは
全く異なったコンセプトで企画したものです。

それまでは
「体力さえつけば、喘息が良くなるはず」

「それ、泳げ・・」「もっと頑張れ!」
という

"水泳=競泳"という考えの指導者により
進められて来ていました。


一方、私たち台東区では

"一人ひとりの子供の『心』を
原点に教室をデザインする"
というコンセプトで

運動生理学の専門家、心理学の専門家をはじめとした
スポーツ科学の専門家と
東大医学部のアレルギー研究室と一緒に
プロジェクトチームを組んで運営して来ました。




その後、日本小児保健協会、アレルギー学会などで
学会報告を重ねて行くうち

社会的にも
「喘息児水泳教室をやるなら台東区方式を見習うべき」
という風土が定着して来て
たくさんの自治体や医療機関からの見学も続きました。


実際に
この教室に毎年参加している子供たちの
肺機能は
著しく向上しています。


今日は、私の誕生日・・

会議後に
上野の居酒屋に繰り出し仲間と一杯飲みました。





そうそう

この水泳教室のインストラクターの中に
また一人、医学博士が誕生しました。

昭和医大のある研究室に勤務する本間亜矢子さんです。




長年にわたり、自閉症などの子供たちが、イルカと一緒に
泳ぐことで心開いていくことを研究されてきましたが
その成果が認められて、先日、医学博士号を取得されました。


  


  心からお祝申し上げます。


  


JUGEMテーマ:水泳 

こころ癒される時間


地震の関係で延期になっていた
「本間邦子ライブ」が
先日、行なわれました。


サックス/本間邦子 ピアノ/直江弘子



懐かしいアメリカンポップスを堪能しました。





JUGEMテーマ:サックス

階段の手すり


3月11日の大地震の時に

私が住んでいるマンションでは
2日間にわたって
エレベーターが止まりました。


その時、ご年配の方々が
特に、階段を降りる際に、とても困難をきたしたり

水や食料を買いに走った方々が
階段を昇るのに苦労するという事態が発生しました。


エレベーターが動くのが当り前という条件下では
なかなか見えなかった大切な問題が今回、明らかになったので

先般の管理組合の理事会で、この問題を審議した結果
マンション内にある第1階段〜第5階段まで
全ての階段にテスリを付けることにしました。


まだまだ余震も続くようですし
そうとう大きな地震の発生も否定できない状況です。

「どうせやるなら、早い方が良い」と考えて

今日から工事に入ってもらいました。





JUGEMテーマ:2011 地震(東日本大震災) 

一都三県対抗自転車競技大会


首都圏にある南関東の4県・・
東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県

"向こう三軒、両隣り"という言葉がありますが
ご近所同士で交流し、親睦を深めるとともに
お互いに切磋琢磨しあって、競技力向上を図ろう
ということで始まったこの大会が
第42回目を迎えました。


毎年、持ち回りで開催していますが
今年は東京の当番となりましたので

今日、立川競輪場で、この
一都三県対抗自転車競技大会を開催しました。


高校生の部 ケイリン 予選1組目のスタート

高校生の部 4km団体追抜競走 決勝2組目 東京都チーム


同 神奈川県チーム

女子の部 500mTT 決勝

実業団の部 ケイリン 決勝 



高校生の部は、埼玉県が優勝
一般の部は、東京都が優勝
実業団の部は、神奈川県が優勝しました。

そして総合では、久しぶりに東京都が優勝しました。


動画はFacebookにアップしてあります。



JUGEMテーマ:スポーツ

今日の『夢と遊びの学校』は??


子供たちは、ほんとうに遊びの天才ですネ!

自分たちでどんどん遊びを創り
ルールを進化させてしまいました。






                

天気が良ければ、みんなで自転車に乗って
いろんな公園めぐりミニ・サイクリングを
行なうはずでしたが、残念な天候のため
急きょ、室内活動になりました。


             


これから天気がどうなるのか?

良くなるのか??
それとも、もっと悪くなるのか??

「みんなは、どうやって
 天気の良し悪しをしりますか?」

という質問を投げかけ、答えを聴きました。


最初は「テレビ、ラジオ、PCの天気予報」
という答でしたが、続いて雲の量、色、形
さらに 高さ という答が出てきました。

凄いですね〜

また「タンポポの花が閉じれば雨が降ってくる」
「ツバメが低く飛べば雨になる」
「飛行機雲が、すぐに消えれば、晴れだけど
 長く伸びていれば、空の湿度が高いので
 もうすぐ雨になる」
「千葉から富士山が見えれば、大風が吹く」
「星が瞬くと明日は強風になる」
「月が赤いと天気が変わる」など

たくさんの正解が述べられました。




さらに、ロープワークについても
色んな結び方を覚えてもらい
どんな時に、何結びをするのがベストなのか
良〜く考えてもらいました。


動画は、Facebookで↓


JUGEMテーマ:天気 

台東区体育協会の総会


現在、私は
台東区自転車連盟の役員をしていますが

社会人になると同時に
台東区水泳協会のお手伝いを始め
多くの水泳指導者も育ててきました。




今夜は、台東区役所10階で
台東区体育協会の総会があり

いろんなスポーツ団体の役員さんが
大勢集まりました。




スポーツを通じての"人づくり"も
大切なライフワークの1つだと考えています。

JUGEMテーマ:教育 

早稲田駅を降りて・・


文学部キャンパスの前を歩いて行くと
とても大勢の学生がいました。




「入学式はやらないで
 5月6日から授業開始と聞いたのに??」

と思って記念会堂前で守衛さんに尋ねたところ

「色んなクラブが新入生を勧誘する日なんです」

とのことでした。(納得!)




坂道を上って行くと
ある新しいマンションに張り紙がしてありました。




見上げると、タイルが剥がれそうです。


 


建物自体にクラックが入ったのでしょうね。
「都内も被災地なんだ!」と実感しました。


今日は、産業技術活用センターのメンター会が
理工学部キャンパスの55号館で行なわれました。


会の新年度の活動方針等について
話し合いが行なわれた後

「地震・津波・原発事故のトリプルパンチ対策と復興のアイデア」

というテーマで
情報総合研究所 柳下和夫氏の講演がありました。




津波を防ぐためのエア堤防など
とてもユニークな発想の防災対策が語られました。


17時からメンタリングが行なわれ
私は、2社のメンティの相談にのりました。



JUGEMテーマ:2011 地震(東日本大震災)