2011.06.30 Thursday
超党派シンポジウム
私が尊敬する中西真彦さん(元東京商工会議所
副会頭/日経連常務理事)が代表世話人を務める
国家ビジョン研究会が主催して
「日本再生の道筋とその財源を探る」
〜増税は復興を阻みデフレを加速する〜
というテーマのシンポジウムが
衆議院第一議員会館大会議室で開催されました。
その内容の枠組みは、1つは震災復興の対策提言であり
いま1つは中長期視点と新しい日本の産業の構築による
国家再生の道筋を提言することです。
◯主催者挨拶
中西真彦(国家ビジョン研究会 代表世話人)
◯スピーチ
金子洋一(民主党 デフレ脱却議連事務局長)
西村康稔(自民党 影の内閣経産大臣)
江田憲司(みんなの党 幹事長)
続いて、経済評論家/三橋貴明さんの司会で
パネルディスカッションが行なわれました。
『日本再生の道筋を探る』
清成忠男(元法政大学総長)
岡本義行(法政大学大学院政策創造研究科教授)
藤井 聡(京都大学大学院工学研究科教授)
『財源論』
宍戸駿太郎(元経済企画庁審議官/
元筑波大副学長/元国際大学学長)
田村秀男 (産経新聞編集委員)
たいへん参考になったシンポジウムでしたが
中でも強く印象に残った話は・・・
過去2000年間に東日本太平洋側で起きた
マグニチュード8以上の大地震4例中の3例が
東海・南海・東南海地震と連動していること。
さらに、4例中の4例が(つまり100%の確立で)
首都圏直下型大地震とも連動しているという事実です。
日本の大都市を全て襲う大地震と大津波が
これから相当高い確立でやってくるという覚悟と
備えが必要なのです。
コーディネーター/三橋貴明さんの
「デフレが止まらない理由の根源は、情報のゆがみ」
という説も、よく理解できました。