2011.07.29 Friday
良樹細根
昨年、栗の苗木を植えました。
いつか・・このマンションに住む子供たちに
栗拾いを楽しんで欲しいという思いからです。
大きな栗の実をつける親木から生まれた苗木を
いちばん日当りのいい南側に植えました。
社会生活の中で、私たちは、ついつい
誰の目にも見える"枝葉"のことを気にしがちです。
しかしながら、良い樹を育てるためには
まず大地を耕し、大きく、広く、良い根が張るような
良い土壌を準備しなければなりません。
目に見えないところを、しっかり整え
「天に向かって伸びる立派な栗の木を育てる」
「大きな栗の実がたくさんなるような大樹に育てる」
という明確な目標を設定することも大切ですよね。
目に見えない大地の中で、立派な根が張るからこそ
太く大きな幹が伸び、長く丈夫な枝が広がり
良い葉が茂り、たくさん花が咲き・・
やがて、立派な実が、撓わになるのだと思います。